日本で一番南にある「宮古島市ジュニアオーケストラ」は、2008年創立。5才から20才までの団員40名で、地元宮古島のみならず、国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール(東京)・沖縄平和祈念堂・沖縄県立芸術大学奏楽堂などでコンサートを開催するなど、楽しく活動してきました。また、芸術文化振興基金他の助成もいただき、イヴリー・ギトリス氏、サラ・チャン氏、三浦文彰氏、木野雅之氏をはじめとした世界的演奏家や、ドイツマンハイム青少年オーケストラ、マレーシア・フィルハーモニーユースオーケストラ、東北ユースオーケストラ(坂本龍一代表)などを宮古島に招いて交流演奏会を開催してきました。

また、2016年3月には三井住友海上文化財団の助成を受け、フランス共和国ストラスブール・ドイツ連邦共和国ハイデルベルグ・マンハイムでコンサートを開催し、再びギトリス氏・木野雅之氏やマンハイム青少年管弦楽団と楽しく共演することができました。

2019年には、イタリア演奏旅行を開催、クレモナとフィレンツェの音楽祭で演奏会を開催しました。

 

第1回宮古島ミュージックサマーキャンプ 2006年8月16日

 

宮古島で弦楽器を学び始めた児童生徒、宮古高校・平良中学校両吹奏楽部、宮古島市内のアマチュア合唱団、東京から参加した弦楽器を学ぶ小学生から大学生まで50名が共に合奏。

 

2007年、天野誠・智美、宮古島に移住。弦楽器の楽しさを知ってもらうため、文化庁芸術家派遣事業などで島内のべ60か所以上の保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校・福祉施設・書店などで、演奏・講話・授業・音楽付読み聞かせを行う。

テレビ新聞各紙も取り上げてくださいました。

平良第一小学校・南小学校の課外活動として「弦楽クラブ」を設立 2007年4月

新聞各紙、NHKテレビも特集してくださいました。

練習風景。楽しそうでしょ。2年間、2校で、のべ50名の子どもたちに、ヴァイオリンに親しんでもらいました。

第2回宮古島ミュージックサマーキャンプ 2007年8月5日

小学校弦楽クラブや授業でヴァイオリンを学んだ生徒たちも加わり演奏、ほとんど宮古島在住者で、パッヘルベル作曲「カノン」や、ヘンデル作曲オラトリオ「メサイア」から、「ハレルヤ」などを演奏した。

NHK・宮古テレビ・新聞各紙(琉球新報・沖縄タイムズ・宮古毎日・宮古新報)にも取り上げていただきました。

宮古毎日新聞は全面でした。

宮古島市ジュニアオーケストラ結成記者会見 宮古島市役所教育長室 2008年2月22日

NHKテレビ・宮古テレビ

石垣島の石垣第二中学校マーチング部とのジョイントコンサート 石垣市民会館 2008年3月26日

「石垣の子供たちに、子供たちの演奏する弦の音色を聴かせたい」という声に応え開催。

弦は宮古、管は石垣というオーケストラで、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」他を演奏する。

大濱市長、波平教育長も来場。

石垣・宮古のテレビ新聞。

第3回宮古島ミュージックサマーキャンプ 2008年8月23日

新聞テレビ

第4回宮古島ミュージックキャンプ 2009年8月23日

宮古島市ジュニアオケ那覇コンサート 那覇市パレット市民劇場 2009年8月25日

NHKが特集を組んでくれました。

宮古島市ジュニアオケ東京コンサート 武蔵野市民文化会館 2010年8月10日

東京都武蔵野市教育委員会に後援いただき開催。東京で音楽を学ぶ児童生徒と共演、約500席が満席となった。

翌日から「第1回東京社会見学ツアー」と称し、東京大学で常行真司大学院教授の特別授業を受け、国内で最大の蔵書数(開架式)の東京都立中央図書館やテレビ朝日を見学した。

演奏旅行の模様は、テレビ朝日(全国放送)、NHK(九州・沖縄ローカル)他で放映、日本経済新聞他新聞各紙にも取り上げられた。

沖縄平和祈念堂コンサート 2010年8月12日

首里少年少女合唱団と共演。

第5回宮古島ミュージックキャンプ 2010年8月14日

画像が見つかり次第upします・・・。

宮古島市ジュニアオケ沖縄県立芸術大学コンサート 沖縄県立芸術大学奏楽堂 2011年8月7日

ローザンヌ在住のチェロ奏者林峰男先生をお招きしました。

琉球大学や琉球新報社でもミニコンサートをしました。

林先生、教育学部長の中村透先生、琉球新報社の冨田社長には大変お世話になりました。

琉球新報1面コラム「金口木舌」(11/8/9付)にコンサートの模様が掲載されました。

休日、ゆらぎの音色に癒やされた。県立芸大で7日に開かれた宮古島市ジュニアオーケストラの公演。小さな音楽家たちの真剣なまなざしが印象的だった。

▼宮古島の小中高生約40人でつくる楽団は2008年に結成された。以来、毎年夏に演奏ツアーをし、昨年は東京の舞台にも立った。名だたる奏者とも共演し、刺激を受けている。

▼人口5万の島でオーケストラができたのは、指導する天野誠さん、智美さん夫妻の力が大きい。東京で25年間バイオリンを教えていた夫妻が、宮古島の人と自然にほれ込んだのは02年。07年には移住し、日本最南端のバイオリン教室を開いた。学校や公民館でもボランティアで教えている

▼「宮古島の子は集中力が違う」と天野さん。「素直で心根が優しい」「お互いの良さを認め合う」とも。優しさが音楽に深みを生み、心に響く演奏をつくると強調する

▼目指すのは技術の向上だけではない。「音楽を通して子どもたちの強く生きる力を育てたい」が天野さんの口癖だ。演奏会で島の外を知ることで、故郷の良さに誇りを感じ、自信を持って夢へ歩んでほしいと願う

▼一人一人の感性を

最大限に引き出す楽団。それを周りの大人たちがしっかりと支える風土。地域と奏でる交響曲は、子どもたちの人生に、より豊かな旋律をもたらすに違いない。今から来夏の公演が待ち遠しい。

宮古島市ジュニアオケ東京公演 国立オリンピック記念青少年総合センター 2012年8月2日

ゲストにオルケスタ・デ・ラ・ルスの江川ゲンタ氏、クイチャーパラダイスの仲本光正氏をお迎えした。

前回の東京ツアー同様、東大常行教授特別講義の他、衆議院見学・都立中央図書館・国立西洋美術館他を見学。

日本弦楽指導者協会全国大会を宮古島に招致するため、宮古島市下地市長・川満教育長と日弦協山岡会長・立木理事長と常行東大教授の会談が持たれた。

第7回宮古島ミュージックキャンプ2012年8月9日

日本弦楽指導者協会全国大会 宮古島で開催2013年3月31日

日本唯一の弦楽器演奏家指導者(正会員750名)の全国組織、一般社団法人日本弦楽指導者協会の全国大会宮古島大会(天野誠実行委員長)が開催された。

島外から400名が訪れ、マティダ市民劇場で大合奏を行い、宮古島市ジュニアオーケストラも参加した。

全国大会が新幹線停車駅以外の都市で開催されるのは初めて。

マスコミも大きく取り上げた。

常行東大教授・川満教育長・川満宮古高校校長・立木日弦協理事長によるシンポジウムも行われた。

これに先立ち、全国大会招致のために、日弦協山岡会長・天野実行委員長が来沖、上原副知事・大城教育長・佐久川沖縄県立芸術大学学長を表敬した。

みやこじま青少年国際音楽祭プレコンサート 2013年8月25日

全国大会で音楽教育に対する高まった機運がたかまり、子どもたちのための音楽祭を開催することに。

日本フィルハーモニー交響楽団ソロコンサートマスター木野雅之氏と共演。

来年第1回音楽祭に出演するイヴリー・ギトリス氏やマンハイム市立音楽学校管弦楽団のヴィデオも上映。

テレビ・新聞

音楽祭開催のため、音楽祭実行委員会会長である下地宮古島市長と天野副会長が上京。

文化庁の川端文化部長と昭和音楽大学下八川理事長にご協力をお願いしました。

立木日弦協理事長と石田昭和音大教授にもご同行いただきました。

 

第1回みやこじま青少年国際音楽祭第1日2014年5月10日

世界的巨匠イヴリー・ギトリス氏とその弟子でもある日本フィルハーモニー交響楽団ソロコンサートマスター木野雅之氏をはじめとする国内の演奏家と宮古島市ジュニアオーケストラが共演。

日本経済新聞

音楽の友

県内マスコミ

第1回みやこじま青少年国際音楽祭第2日2014年8月24日

ドイツ連邦共和国マンハイム市立音楽学校青少年オーケストラが共演。木野雅之氏をはじめとする国内の演奏家も参加。

ホームステイして、宮古島の子どもたちと触れ合いました。

沖縄の伝統的な芸術にも触れてもらいました。

第2回みやこじま青少年国際音楽祭第1日2015年5月8日

芸術文化振興基金の助成をいただき、ギトリス氏と宮古島市ジュニアオーケストラが2度目の共演。

木野雅之氏、岡田光樹氏、鷲見恵理子氏をはじめとする国内の演奏家と子供達の共演。

音楽祭の写真撮影は、原愛美氏・翁長靖夫氏によるものです。心から感謝申し上げます。

第2回みやこじま青少年国際音楽祭第2日2015年8月18日

東北ユースオーケストラ(東日本大震災で被災した子どもたちのオーケストラ・坂本龍一代表)と宮古島市ジュニアオーケストラが共演。

ゲストは木野雅之氏・古謝美佐子氏。

宮古島市ジュニアオーケストラ ドイツフランス公演 2016年3月27日~30日

三井住友海上文化財団の助成をいただき、マンハイム音楽学校(ドイツ連邦共和国)、ハイデルベルグ大学(同)、サンポール寺院(フランス共和国ストラスブール市)で、ギトリス氏との3回目の共演。

そして木野雅之氏をはじめとする演奏家やマンハイム青少年管弦楽団と宮古島市ジュニアオーケストラが共演。

フランス共和国元文化大臣トルットマン氏やストラスブール清水日本総領事などをお迎えし国際交流を果たす。

第3回みやこじま青少年国際音楽祭 2016年8月9日

台湾から陳建安氏(チェロ)・郭珊如氏(二胡)、国内から木野雅之氏をはじめとする演奏家のみなさんをお迎えし開催。

南小学校で授業の一環のクラブ活動として「バイオリンクラブ」始動! 2016年4月

日本弦楽指導者協会全国大会in静岡2017/4/1

2017/4/2、静岡県清水文化会館で、日本弦楽指導者協会全国大会が開催されました。

宮古島市ジュニアオーケストラも参加、全国から選ばれた5団体の一つとして、沖縄宮古島組曲を演奏しました。

天野も、全体合奏の指揮者として参加しました。

東京大学理学部大学院常行教授の授業や、東京大学医学部大学院長谷川准教授の授業、国立西洋美術館、日本科学未来館、芦ノ湖・富士五湖の観光なども行いました。

第4回みやこじま青少年国際音楽祭2017/6/29

日本・マレーシア・タイ王国・台湾の子どもたち80名による弦楽のためのセレナーデ(チャイコフスキー)

終演後、各国の責任者(左から) 、ニティット・ナバラット(タイ王国)、天野智美(日本)、天野誠(指揮・実行委員会副委員長)、ファディラ・フランシス(マレーシア)、洪薇婷(台湾)

「ヴァイオリンの女王」といわれ、現在世界最高のヴァイオリニストの一人であるサラ・チャン氏のヴィヴァルディ四季は、その天賦の才能が溢れるオリジナリティー豊かな演奏。

世界最難関のコンクールを世界最年少で優勝した三浦文彰氏は、最高のテクニックとヨーロッパの正統的な解釈によるすばらしい演奏。でも、その中に、日本の繊細な美が感じられたのです。

日本フィルハーモニー交響楽団ソロコンサートマスター東京音楽大学教授の木野雅之氏の演奏は、その超絶技巧の素晴らしさだけでなく、これは天才だけが可能な「職人芸」だということ。

天才少年として故国を離れ、永く日本とアメリカにで学び演奏家として活躍した後、帰国し、演奏活動のみならず後進の指導にも多大な精力を傾ける台湾を代表するチェロ奏者陳建安氏。彼の演奏は、民族を愛する気持ちに溢れた本当に美しい歌でした。

東京都交響楽団首席チェロ奏者古川展生氏の演奏は、音楽の楽しさを教えてくれます。彼の音楽家としての天才的な多様性は、子どもたちに「地球の裏側のリズム感」を理解させ、その楽しさを教えてくれました。

空手演武 近藤花音さん 、タイ王国のchon君によるヴァイオリン協奏曲、日本のメンバーによる沖縄民謡、台湾からのメンバーによる台湾民謡

マレーシア・タイ王国・台湾からの子どもたちが、宮古島の出演者のお宅にホームステイしました。

ウエルカムパーティーと打ち上げパーティー

宮古島島内5カ所でアウトリーチのミニコンサートが開催されました。

団員たち